HSK4級で覚えておきたい文法〜被と把〜

こんにちは!

 

いくら漢字が分かると

言っても全部は分からないし

文法の違いも分からない!

 

そう思う人も多いと思います

自分も勉強したての頃は

どう勉強するか悩みました

 

今回はそんな人のために、

4級を勉強する上で

覚えておきたい文法

紹介していきます!

 

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中国語の勉強で

特に理解しておかないと

難しい文法は

 

「被」

「把」

 

のふたつです

 

まず、「被」について

解説します

 

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被単体では意味

を持たず、組み合わせる

ことで意味を持つ

ようになります

 

被は受け身の一種で、

主語+“被”+動作主+動詞

で(主語)が(動作主)に(動詞)された

という意味になります

 

例に例えると、

「我的书被谁偷走了」

「私の本が誰かに盗まれた」

という意味になります

 

この文は左から順に

訳していけばOKですが

知っていないと難しい

ので、覚えておきましょう!

 

次に、「把」について

説明します

 

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把も被と同様に

組み合わせて意味を

持ちます

 

文法は

主語+否定辞・助動詞

+“把”+目的語+動詞

となります

 

 

主語が目的語に何か

変化をもたらしたとき

に出る文法です

 

例えば、

李把这个手机放在桌子上了

 

であれば李さんが携帯に

置くという動作を

加えたので

 

「李さんが携帯を机の

上に置いた」

と訳すことができます

 

また、把構文には

注意する点が1つあります

 

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把のあとの目的語は

確定しているもの

でなければなりません

 

つまり、「这」単体

「一个人」などを

目的語として置けない

という事です

 

問題文を読むときに

意識する必要は

ないものです

 

ですが、作文などで

使おうと思ったとき

気をつけなければ

なりません

 

注意さえしていれば

解けるところなので、

確実におさえておきましょう!

 

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いかがでしたか?

中国語は順番や一つの文字で

意味が大きく変化します

 

それぞれの文字でどう変化

するかは覚えておかないと

逆の意味だと思ってしまう

事もあります

 

問題をたくさん解くこと

が慣れる近道なので、

地道に取り組んで

いきましょう!